ホームへ 2.Storm Glass Tube Alchemy
天気管(Stormglass)のレシピ ストームグラスについては、基本のレシピ以外にも沢山のレシピが公開されています。その中で、象徴的なレェセピィと小生レェセピィを、紹介していきます。
出展基情報 Campher(樟脳) Alcohol(酒) saltpetre(硝石) Sal Ammoniac(塩安) know-how(製法)
ウィキペディア 樟脳 2 ドラム*1 エタノール50%vol. 2oz
硝酸カリウム 1/2ドラム 塩化アンモニウム 1/2ドラム 樟脳 、硝酸カリウム、塩化アンモニウを粉末にしてエタノール50vol%に溶かし、長さ 10 インチ・直径 3/4 インチ程度の試験管に入れ、針で細孔を開けた紙や革で封じて作る。
月間化学Vol.68 No.12 13g 混エタノール70ml*2 ライト塩4gNaCl 50%含*3 硝酸アンモニウム2.5g 日本の気候向けにアレンジしたレシピ、になります。ライト塩は、おおざっぱでもそれほど結晶には影響ないそうです。
ファースト・アロー 10g Eth.30g/水60g (混合物)     インテリア商品硝石、塩安が服含まれていません。
About Education 10g Eth.40ml/D.W.33ml KNO3 2.5g*4 NH4NO3 2.5g 蒸留水に硝酸カリウム*4、塩化アンモニウムを溶かし、エタノールに樟脳を溶かし、アルコール側に水側を注ぎこむ。混ぜ合わせた物は、温めて溶かす必要がある。
mmatta Recipe A
(硝酸カリ・塩化アンモニウム系)
20g vodka 50%vol. 150ml 硝酸カリウム 5.0g 塩化アンモニウム5.0g ウォッカにCampherを溶かし硝酸カリウム、塩化アンモニウムを加え湯煎して透明になったら仮置の瓶に入れ1週間くらい放置最終調整*5をして瓶に入れ密閉する。
mmatta Recipe B
(塩化カリ・硝酸アンモニウム系)
20g Eth.80ml/D.W.70ml 塩化カリウム 4.8g 硝酸アンモニウム 5.2g エタノールにCampherを溶かし精製水を加え塩化カリウム、硝酸アンモニウムを加え湯煎して透明になったら仮置の瓶に入れ1週間くらい放置最終調整*5をして瓶に入れ密閉する。

*1.ドラム(drachm or dram)ドラクマ(Darchma)は、古代または現代ギリシアの重量単位でドラム(dram)はドラム(drams)=3.4g、 常用オンス=28.35g、薬用オンス=31.103g、液量オンス=29.57ml。
(大航海時代に使われた度量衡です。)

*2.混エタノールは、エタノール (C2H6O) 99.5vol%以上を含有するアルコール40mlと精製水30mlを混合して作った溶液とする。

*3.ライト塩は、塩化カリウムに塩化ナトリウム50%含有するもの。

*4.硝酸カリウムの作り方は、硝酸アンモニウム40gを100mlの水に溶かしろ過する。沸騰しないように加熱しながら塩化カリウム37gを加え溶かす。冷蔵庫、氷などで冷やすと硝酸カリウムの結晶が析出する。結晶を乾かすと硝酸カリウムが出来上がる。不純物を含むが問題はない。

*5.調整方法:結晶が少い場合は、水、樟脳などを少しづつ加え良く撹拌し様子を見るなじむまで時間かかるのでゆっくりやること。
結晶が多い場合は、アルコール、ウォッカ、などを数滴加え馴染ませる。時間かかるのでゆっくりやること。

省略記号: Ethanol = Eth.  Distilled Water(蒸留水)=D.W.

2016/08/24改訂
2019/04/16改訂
2022/05/04改訂

inserted by FC2 system